ロッキー・ザ・ファイナル
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愛妻エイドリアンを亡くし、小さなレストランを経営する「元・世界チャンピオン」のロッキー。成長した息子ロバート(マイロ・ヴィンティミリア)は、有名人の父を敬遠して家を出ている。孤独なロッキーを支えるのは、義兄のポーリー(バート・ヤング)ただ一人だ(相変わらず頼りない)。
そんなある日、現役ヘビー級チャンピオンのディクソン(アントニオ・ターヴァー)と、過去のロッキーを比較するテレビ番組が放映される。番組は、二人が戦えばロッキーが勝つとのシミュレーション結果を発表。これを真に受けたチャンピオン側はロッキーに挑戦状を叩きつけ、闘争心をくすぶらせていたロッキーもそれを受ける。かくして無謀ともいえる対戦がラスヴェガスで実現することに…。
本作に関しては、内容の良し悪しは語るまい。
なんだかんだと「ロッキー・シリーズ」を観て育った世代だしね。ていうか、第一作からリアルタイムで観続けてきたんだもん。第一作公開から30年経った今、60歳になるスタローン自身がシリーズに幕引きしたというだけで、感慨も一入だよ。俺も歳を取るはずだわ。
同世代の男子諸君は、是非観なされ。老醜を笑われながらも、愚直なまでに真っ直ぐなロッキー・バルボアの生き様は、思った以上に格好良かった。これまでのシリーズを未見なら、全作観てからどうぞ。
4月20日公開