フレッシュイーター ゾンビ群団

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フレッシュイーター/ゾンビ群団 特別編 [DVD]

　
DVD化されていたのは知ってたけど、買ってまで観る作品じゃないのも知ってたので(笑)、観たいと思いつつ未見だったのだ。先日知人に借りて、やっと観られた。嬉しい〜。
　
ゾンビ映画の原点「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」でファースト・ゾンビ（最初に登場するゾンビ）を演じた男として（極めて一部に）知られるビル・ハインツマンの「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド・外伝」ていうか完全なパクリ映画。
　
しかしすごいのは、本作が完全なるワンマン映画であるという点。
　
監督ビル・ハインツマン
製作ビル・ハインツマン
原案ビル・ハインツマン
脚本ビル・ハインツマン
主演ビル・ハインツマン
他　知らない人
　
わははははは。すげー！
て、この映画を観て笑ってられる人はそういないかも。ほんっと、どうしょうもなくショボい映画だし。ファースト・ゾンビをやったという、ただそれだけを誇りとして生きている男の執念以外、なーーーんも見るべき点がないんだもの。普通に観てると腹立たしくなるだけ。
だいたい、ゾンビが終始カメラ目線て何よ。まったく怖くないし緊張感のかけらもない、退屈映画の極み。
低予算でも作りやすいジャンルだけど、ここまでお粗末なゾンビ映画は滅多にお目にかかれない。いまどき、中学生が作ったって、もっとクオリティの高いゾンビ映画作れるはず。
　
でもいいの。最近は（特に家で観る場合は）こーゆーユルい作品でも、そこに愛が感じられれば許せちゃう。きっとゾンビが好きで好きでたまらなかったんだよね、ハインツマンさん。ゾンビ一筋の役者人生ってのも、潔くてよいわな。（参考）