2005年
「独断と偏見で選ぶ、私だけの映画賞」。これは先日行われた「(我が社の)ライターと、宣伝会社の皆さんとの親睦会」のお遊び企画。俺を除くライターの多くは真面目に選び、そのぶん講釈が長かったので(親睦会としては)ダレちゃったのだが、あれこれ勝手に賞を選ぶのは結構面白かった。
というわけで、ここで新たに「NKYYSDの2005年(に観たような気がする)極私的映画賞」を発表〜!パチパチパチ〜。
て、まだ年内に数本観るかもしれないけど、それは翌年の候補ということで。
★作品賞
・「七人のマッハ!」(パンナー・リットグライ監督)
やっぱ俺的には、今年はタイ映画だなあ。昨年の「マッハ!」一発で終わらせなかった功績を称えて。
★監督賞
・ケヴィン・スペイシー(「ビヨンド・the・シー」)
対象への熱意を買いました。監督・脚本・製作・主演で、歌って踊った46歳はそれだけでエラいよ。
ジョージ・ルーカスにもあげたかったど、あげない。
★主演女優賞
・ユリア・イェンチ(「白バラの祈り ゾフィー・ショル最後の日々」)
・宮崎ますみ(「奇妙なサーカス」)
ユリア・イェンチは、マジ巧い。どう巧いかは説明が面倒なので割愛。
宮崎ますみは、映画復活作にあのエログロ作品を選んだ(意味不明な)勇気がすごい。遺作とならぬことを祈って。
★主演男優賞
・ラッセル・クロウ(シンデレラマン)
別にひねりなし。マジで頑張ってた。映画も良かったしね。
★助演女優賞
・ジェニファー・テイリー(「チャイルド・プレイ/チャッキーの種」)
巧い。そして本人役でバカを演じた勇気がエラい。本当にバカじゃないかと思ったので。
★助演男優賞
・虎牙光揮(「殴者」「SHINOBI」)
・ロビン・ウィリアムズ(「ノエル」)
虎牙は、久しぶりにアクションにキレがある若手俳優。ふつーに褒められる。
ロビンは「ノエル」で名前が全くクレジットされないにもかかわらず、ちゃんと仕事しててエラかった。でもずっとあのニヤケ顔。
★脚本賞
・チャーリー・カウフマン(「エターナル★サンシャイン」)
あの切なすぎる設定だけで受賞確定。よく考えつくな、あんなこと。
★特殊メイクアップ賞
・ジャンネット・デ・ロッシ(「ハイテンション」)
首チョンパ死体の造詣が、かなり上質なグロだったので。職人魂を感じました。CG使わなかったのが偉い。
★音楽賞
ロンドン交響曲楽団(「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」)
毎年そうだけど、あの曲聴くと魔法使いな気分になれるな。年末気分とも言うが。
★ラズベリー賞
・「カスタムメイド10.30」(ANIKI監督)
・「テイキング・ライブス」(D・J・カルーソー監督)
前者は、木村カエラ及び奥田民生のファン以外にとっては、あまりにも意味不明だったので。ファンの人はたっぷり観れて面白いと思うけど。
後者は、アンジェリーナ・ジョリーやイーサン・ホーク、キーファー・サザーランドくらいになったら、もうちょっと作品を選んで欲しいから。彼らが出る意味が解らん。なんであの作品に出演しようと思ったのか、小一時間ほど問いつめたい。
というわけで、受賞者の皆さんおめでとうございます。
て嬉しくないですか。そうですか。失礼しました。