アメノナカノ青空

 
原題「...ing」がどうやったら「アメノナカノ青空」などという不可解な邦題に!?
て思ってたけど、映画観てたら納得。
主人公ミナ(イム・スジョン)が雨の中で傘を差すと、傘の裏地(内側)には綺麗な青空がプリントされていた。一瞬だけど印象的なシーン。そこを捉えたのだとしたら、邦題のセンスにしてはマアマア巧いほう。
 
始まってすぐに結末が読めちゃう安い脚本。テレビの二時間ドラマでありそうな話。
でも、泣かせのツボはしっかり押さえているあたり、同程度規模の日本映画よりはるかに巧いんだよなあ。やはり韓国映画界は上昇気流に乗ってるニダ。
 
女子高生のラブストーリーだが、横軸で描かれる親子の愛がなかなか良い。どうしても親の立場で観ちゃうのよ、最近は。
子に先立たれる親の気持ちを想って泣きかけた。泣かなかったけど。て、ネタばれしちゃったじゃんか。まあいいか、どうせすぐ分かる結末だし。
ま、デート映画だろうけど、若い女性が母親と一緒に観たりするには良いかも。
 
正月映画なんでまだ公式サイト無し
http://www.media-b.co.jp/mwp/mwp.cgi?mode=syosai&nom=1143
 
追記:DVD化されますた

アメノナカノ青空 プレミアム版 [DVD]

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