カンフーハッスル!
マスコミ試写に間に合わなくてがっかりしていたら、一般試写をゲット!
場所が中野サンプラザでちょっと遠かったけど、適当な理由をこじつけ会社も早退。
だって観たかったんだもん。
ブルース・リーにオマージュを捧げるカンフーアクション映画として、粋なパロディが随所に。
チャウ・シンチーの着ていたカンフースーツ、あれは「燃えドラ」でリーが一度だけ着たトーナメントスーツでしょ。いーなー。あれ欲しい。
ただ、「ありえねー!」がやたらと惹句に使われているのが気になったな。
だいたい80年代以前の香港カンフー映画って「ありえねー!」映画ばっかりだったから、その点での驚きはナシなのよ。日米の資本が入っているからスケールはでかいけど、CG使えばあんなもんでしょ。
「片腕ドラゴンVS空飛ぶギロチン」とか「ミラクルカンフー阿修羅」とか「ドラゴンVS七人の吸血鬼」とか、現代じゃCG使っても(映画そのものが)「ありえねー!」映画が多かったし。
て思い出してたらまた観たくなったな。DVDで出てるのだろうか。
本作一番の見所は、やっぱブルース・リャンの復活。梁小龍!15年ぶりか。
悪のカンフー・マスター「火雲邪神」として後半出ずっぱりで、古いファンには嬉しい限り。
「帰ってきたドラゴン」での、倉田保昭との「ありえねー」(ほど長い)格闘シーンを思い出す。あん時はかっこよかった。元々がショーブラザースの武演指導だった人だからアクションはマジ巧いし。本作でも動きそのものはちっとも衰えてない。
でもさすがに年月というのは残酷。
かつては↓こうだったのに、
本作では↓こうだもんな。
まあ、映画自体は単純に楽しめて最高。
徹頭徹尾アクションに次ぐアクションで、中だるみを一切作らなかったのが良いです。
「少林サッカー」の次ということでチャウ・シンチーもプレッシャー大きかったみたいだけど、劇中でサッカーボールを踏みつぶし、「サッカーはもう終わりだ!」と宣言してたのが笑えた。
たぶんヒットするでしょう。
追記:ヒットしましたね。で、DVD化されますた
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